2007年01月04日
●武蔵野のパリジェンヌ2 〜創業40周年の異空間〜

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
『突如、闘牛が飛び出して来たとしても、驚くまい』
逆にそんな期待をしつつ、東京武蔵野の老舗ケーキ店
「パリジェンヌ」を訪れたのは、昨年の12月中旬の事です。
甘い物リンク集

■ 武蔵野のパリジェンヌとワタクシ
あの独特なパリジェンヌizm(主義)は、前回ご紹介した通りです。
(→前回の記事をご覧下さい。お店の外観が掲載されております)
時代が変わり街並みは変わろうとも、このizmはどこのお店でも味わえません。
流行の洒落た店構えではない、しかし時代に媚びないコダワリを持ちあわせた演出。
だからこそ、2度・3度と足を運びたくなる、癖になる感じなのです。
自転車を乗り付けて、裏手に回ってみると、小さなパーキングの
存在を発見いたしました。風に靡くような手書きのロゴは健在。
ユーキャンで講座を開設して欲しいくらいです。

(↑パリジェンヌ号も発見です!)
店の表に回れば、前回印象的であった自動ドアは開け放たれており、
石臼を転がしたような音が聴けないのが残念でした。
ここからが異空間の入り口。
まるで、結界のような役割を果たしており、天の岩戸に感じたものでした。

(↑天の岩戸。パリジェンヌはこんな様相に感じられます)
一方で、開けっ放しにされた副作用でizmは存分に放出されており、
店には引き寄せられたお客様で満ち溢れております。
人間のオーラ-が見えるという動物達には、
この様子、どのように見えている事でしょう。
「あ!、あれを見ろ!、早く!!」
カミサンと共に我々が佇む先には、「おかげさまで40周年」という宣伝がぁ!。
まるで「どうだ!」と言わんばかりに誇らしげです。

(↑人生の大先輩に、これからどんな一喝をされるのか、胸の期待が高鳴ります)
■ ということで、パリジェンヌ空間に潜入です
店内はクリスマス前という事もあり、大いに賑わいを魅せておりました。
「でっけー!」
でっかいメロンを真っ二つにしたような、見たことも無いケーキが並びます。

(↑ほんとのメロンよりも大型であります!)
価格の値札には「本日のサービス」の文字だらけです。
昨年購入した生シューが、常にサービス中であるということは、前回触れました。

とにかく、安くてボリューム満点!。
竿や竹竿のように15年前から値段が変わっていない可能性もあります。
その他、スポンジや生クリームを単体で売っていたり羊羹も売っていれば、
とにかく、考え抜いた独自の商品が並ぶ中、
異彩を放つのが、お店の外に置かれた丸テーブルの上にどさりと置かれた
「ケーキの切れ端」でしょう。

(↑思わずゴミだと思って、捨ててしまってはいけません。)
「これ食べながら歩こうかと思ってさぁ、どうよ?」
『え?』と思い、声の主に耳を傾けてみれば、背後に人あり。
オバサン3人組が切れ端を指差して、「ギャハギャハ!」と騒いでおります。

(↑店の軒先で、生クリームを単体で売ります)
『ケーキ食べ歩きかよ・・・』と思って終始見守っていると
ナンダカンダ言いながらも、店内にドシドシ入ってゆくではないですか。
中でも、紫色に髪を染め上げたオバサンがリーダー格のようで、
結局、グズグズと悩みながらもモンブランも購入したのですが、
最後の「クリームも頂戴よ!」という言葉が一際大声で印象的でした。
豪快な買いっぷりに常連に匂いあり!。
眩しい目つきで見てみれば、見事な着崩し方が独創的izmを感じるじゃないですか。
最終的にワタクシも、紫の3人組に倣い、切れ端とクリームを購入したのです。
■ 紫の3人組お薦めの「切れ端」は如何に!
家に帰って開封すると、各種様々な切れ端のバラエティーに、まずは感心。
問題の生クリームに至っては蓋がしまらないくらい入っており、唖然とか呆然を通り越しました。

(↑どっさりと生クリームが!。ホントに嬉しい悲鳴ですよ!)
カミサンは「パンの耳のよう」と表現しました。
カステラは切れ端が美味しい、なんてよく聞く話です。
生クリームをつけて食べれば、ジャンクな味わいに昭和の香を感じとりました。

(↑好きな程のクリームを付けてケーキを食べます。胸焼けしました)
「捨てるところなんて、どこもないのよ!」
スポンジは、そんな無言のメッセージを放っているかのようです。
後日談
元旦に車で通りがかると、元旦から営業しておりました。
『正月くらい休んで下さい!』
とにかくも、東京にお住まいの方、是非今度の連休には、
武蔵野のパリジェンヌ詣は如何でしょうか?。
洋菓子パリジェンヌ
武蔵野市境南町2-9-4
中央線武蔵境駅南口より徒歩2〜3分
地図はこちらです。
そこにはどこのケーキ屋でも感じられないようなizmが満載し、
満ちあふれたizmが店外まで出ている様が目で見て体験できると思います。
ホントに店外にまで商品がはみ出てしまっている迫力・・・。
是非、体験してください。
甘い物リンク集

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コメント
これはすごい。テレビチャンピオンに
出したいくらい。これは体験しなければ。
パリジェンヌも日本男児もびっくりデス。
こりゃ詣でなければバチが当ります。
Posted by yottyan at 2007.01.04 23:51 | edit
支店もあるんですか。たいしたもんです。
さあ、パリジェンヌわーるどへようこそと
いう感じですね。前回記事のおばさんの
一言が最高です。
こりゃあ返答ができません。
家の近くの食堂入澤のおばちゃんみたい。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/4250/bgourmet/irisawa/irisawa.html
Posted by yottyan at 2007.01.05 00:00 | edit
あけましておめでとうございます☆
新年早々、興味深いかつ相変わらずツボにはまる文章と写真を楽しませてもらいました〜。
それに負けず劣らず、この「パリジェンヌ」さんも、かなりヤバイですね!
まさにビンボー甘党(ワタシです)の生きる糧になりそうなお店ですよ!手書きロゴももう、涙を誘われる素敵さですし。
東京…行きたいですねえ
ワタシも年明けを機に、ブログデビューしてしまいました。かなりマニアックな内容ですが、お暇な時にでも一度のぞいてやってください
Posted by ムチッ子プンコ at 2007.01.05 01:12 | edit
はじめまして。
この度、料理に関するランキングサイトをオープンしました。
オープン間もないため今なら上位ランクインも確実です。
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貴サイトの登録を心よりお待ちしております。
サイト名:料理注目度ランキング
サイトURL:http://rank-net.jp/ryouri/
Posted by 料理注目度ランキング at 2007.01.06 17:16 | edit
>yottyanさん
ほんとに、ブログでは紹介できないくらいです。
機会があったら、是非立ち寄られてください。
値段も手頃なんです、ほんとに。
前回のおばさんの一言にはびっくりしました。
でもって、今回同じ生シューをみたのですが、
やっぱり値段が同じで、妙に安心してしまいました。
食堂入澤、すごいっす!。
カツカレーの大きさもさることながら、
軍艦マーチが流れるとは、ど派手な演出です!。
Posted by honnaoda at 2007.01.06 17:18 | edit
>ムチッ子プンコさん
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
パリジェンヌがあれほどのワールドを築き上げていたとは
最近知ったんです、もっと早く気がついてもよかったかぁ!と思いました。
値段が手頃なのと、なんせ量が「胸焼けサイズ」ですから、とびきりご機嫌です。
ブログも拝見いたしました。マニアックってのは大事な要素ですよ!!。
優しい文体とキャラメルへの愛が伝わってくる大河なブログですね。
ネットなので、人目を気にする必要がないので、
是非、暴走してみてください!。
Posted by honnaoda at 2007.01.06 17:18 | edit
遅ればせばがら
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
パリジェンヌ覚えてます、すごく気になったお店です、行きたいです
40周年ですか、しかも羊羹まであるのですね。武蔵境は近くはないけれど、いつか必ずお出掛けしたいお店です。
あれ?支店もあったのですか。
ちなみにシュークリームはいつも特売なのですね、うむむ。
やー早く文化遺産にしないといけませんね。
Posted by あんころりん at 2007.01.09 22:31 | edit
お久しぶりです!
あけましておめでとうございます!。
今年はなるべく和菓子を食べ回りたい
と思ってますので、参考にさせていただく機会がおおかろうと思います!。
益々よろしくお願いします。
武蔵境なので、近くにアミューズメントでもあって、
ついでに・・・というノリで立ち寄れないのが
憎いところです。ただ、機会があったら是非とも立ち寄ってください。いいですよ〜、たぶん味わえないような思いがすると思います。
Posted by honnaoda at 2007.01.10 19:44 | edit
honnaodaさんのレポがおもしろすぎて、
お茶を3回噴きました(笑)!
昭和レトロ系ケーキ屋さん数あれど、
ここは最強ですね。
ケーキの切落としはまだ「有り」だとしても、
生クリームまで売っているとは・・・。
きっと植物性なんだろうな・・・(笑)。
ショーケースの中のプリンアラモードと
チョコ+バタークリームのデコレーション
ケーキ(お約束のドレンチェリー付)、
手書きのプライスカードに萌えました!
今、団地や工場やダム萌えが流行り、
写真集や本が出ていますが、
昭和系洋菓子店の写真集も出して欲しいです。
Posted by nuigurumi at 2008.03.31 16:31 | edit