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2006年07月28日

秋田興奮スイーツ~明がら寿~

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 羽田から出発した小さな飛行機は、ゴウゴウという唸り音を立てて大舘能代空港に到着。その間、約一時間半。自分は仕事で来ていることを忘れ、ある決意をした。
『未知の興奮スイーツに出会う!、と。いや、出会うんじゃない、待っていると』

 ということで、今回は秋田興奮スイーツをレポートしたいと思います。
徐々に解明されるミステリーをお楽しみ下さい。
出来れば頭の中で、古畑任三郎の音楽を奏でて下されば、幸いかと。
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古畑任三郎サントラの試聴はこちらをクリック
懐かしのテーマ曲の視聴が出来ます
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■日本一の大太鼓

 飛行機にゆられながら次第に見えて来るのは、田畑や水田、日本の山並み。まるで日本の縮図をみているかのよう。行動範囲が狭いと身の回りの町並みだけが、我が国日本と錯覚しがちですか、それではつまらない。そんな事を考えているうちに、ウトウトと・・・。気がつくと滑走路に滑り混む所でした。
『あぁ日本は広いなぁ!。コンビニの菓子もいいけど、ばっかりでは視野が狭くなってしまうぞ・・・』

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 秋田県にある大舘能代空港は、まるで大自然が城壁のよう。空港からやたらに細かい身震いが止まらないローカルバスに揺られ、鷹ノ巣駅に到着。あまりにも小刻みに振るえる為、あやうくバス酔いするところでした。秋田興奮スイーツとの出会いを目前に、のっけからバス酔いではかっこつきません。
 駅舎で切符を買っていると、駅員さんとお客さんが「今日は暑いねぇ」と話こんでおります。時刻を見ると、次の電車までは30分以上あります。ホームには、ギネスにも認定された日本一の大太鼓がお出迎え。そこから電車で目的の大舘駅に向かいます。

■犬にワクワク

 大館駅に降り立つと、駅前になんだか犬の銅像があるではありませんか。猫好きそして犬好きのワタクシとしては、これは内心穏やかではありません。ところで、動物は人間のオーラが見えるそうですよ。ワタクシは町中で猫と出会う度、笑顔で近寄ってゆくのですが、決まって逃げられてしまいます。おかしいですねぇ、一体どんなオーラの色をしているんでしょうか。嬉しくて逃げているようにも見えませんし。笑いながら近寄るのが、まずもって妖しいんだと分析しているのですが・・・。
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←もしかすると、懐かしの映画「マトリックス」のネオみたいに、こんなように見えていたりして。末恐ろしいですね。

 話が脱線しそうですので、元に戻します。
とにかくも、ダッシュで駆け寄りたいところでしたが、はやる気持ちを押さえに押さえ、紳士のような身のこなしで、小走りに駆け寄ってみれば、なんとまぁ「忠犬ハチ公」じゃないですか!。
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 あの忠犬ハチ公は大館市出身だったんですね。
そしてご縁があって東京のとある先生宅の飼い犬になったとか。その後の忠犬振りは、有名なところ。二宮金次郎と共に、小学校に一つづつ銅像を造ってもいいくらいです。<<ウィキペディアで忠犬ハチ公をチェック>>

■大館名物との出会い

 時間が押していたため、市内を探索することが出来ず、それらしき出会いが一向にありません。見たのは自販機で売られるキットカットくらいなもの。用事をすませ、スイーツをあきらめかけたワタクシは、キオスクでおにぎりを食べながら、呆然としておりました。

 ふと、売店に何気なく目を向けると、『大館名物 明がら寿』という物があります。『なんだろうかぁ』と近寄ってみれば、大きさは羊羹くらいのパッケージ。箱の横には「厚生大臣賞」だの「名誉大賞」「功労大賞」という受賞履歴が印字されているではありませんか。

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ちょうど、食後のおやつにキットカットチョコレートバーを買おうと思っていたところです。ついでに、購入を決定したのです。

 レジのキオスクのおばさんにそれとなく聞けば、これは相当有名なお菓子なんだとか。瞬間、腰からくだけ落ちるところでした。「知らなかった!」という事の恥ずかしさと、「わかって嬉しい」という充実感。孔子は「知らないことは知らない。知っていることは知っている。それを明らかにすることが知ることの第一歩」といい、知らないことの知ったかぶりを弟子達に諫めたようですが、まさに孔子の教えそのものを実践。

 とにかく、まだまだ修行の身。諸国を巡礼する必要性を感じました。いつになったら、一人前になることでしょう・・・。永遠に少年のままかもしれません。

■それは強烈甘味体験

 早速開けてみましょう。
やっぱり羊羹じゃないでしょうか。羊羹ですって。パッケージは、バリバリいわせて開けてみましょう。
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 中から出てきたのは予想に反して白いバー。
何やら埋め込まれているのは、胡桃のようです。予想もつかない登場に、誰もが唸り声を漏らす事でしょう。
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 ふと深呼吸をして、包丁でブツ切り。
akegarasu01_11.jpg食べやすい大きさに切り分け、一口放り込んで見せます。途端、口に広がる体験したこともない強烈な甘さ。そしてカリカリといわせる、クルミの歯ごたえ。思わず、のけぞる甘さです。ずずーんと無言のメッセージを残し、「大館名物 明がら寿」は口から去ってゆきました。

 今まで幾度となく甘い物を口にしてまいりましたが、これほどの強烈甘味体験は産まれて初めての事です。頭が甘さで麻痺しそうです。もう、スイーツなんて可愛らしく言っておれませんでした。しかし、後味は案外さらりとしているから、不思議です。この独特な体験が忘れられず、遠方からも注文があるんだとか。

 寒天と砂糖で出来た、「大館名物 明がら寿」。皆様も、素朴で懐かしい食感、そして強烈な甘味体験を。

(株)山田桂月堂
秋田県大館市御成町1丁目10番14号
TEL・FAX 0186-42-0236
ネット購入はこちらから

■編集後記
 久々の更新です。皆様有り難うございます。
かなり長くなってしまいましたが、久々だったので、短く編集もせずに乗せてしまいました。よって、編集後記までたどり着いてくださった方には、非常に感謝です!!。ところで、実は今、ウナギのホネがのどにひっかかっておりまして、痛い中、書いております。中々取れないんですよ、こいつが。もう暫く、ウナギはいいです!。なんですか、このホネって奴は。

 東京に戻ってきて、大館市を調べていると実は大館駅前すぐに、
山田桂月堂があったらしいんです。わからなかったですねぇ。これぞ灯台もと暗し!。
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スレッドテーマ:スイーツ:グルメ

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コメント

●not subject
なにかすごいお菓子。最初、ミルクかと思いましたが
これは想像を絶するお菓子なんですね。
のけぞる味でしょうか。
最初見た時は絶対羊羹に見えますよね。
扇屋の江の電最中とどっちが甘いだろう。
●>yottyanさん
>yottyanさん
こんばんわ!。
猫のパンダさんは夏バテなど大丈夫でしょうか?。
毛ゴロモも身にまとい、彼らも大変ですよね。
ところで、今回の大館名物ですが、
江ノ電羊羹が、かなり甘さ控えめに感じると思います。
初め食べた後、なんともいいようがないところがありましたが、
懐かしい味わいなんだと思います。
●さすがです
甘道まっしぐらのhonnaodaさま。出張に行ってもチェックは忘れないのですね。明がら寿←これは、何と読むのですか?ルビは
●>kokoniさん
こんばんわ。
これは「あけがらす」と呼ぶようです(違ったりして)。

ところで、旅先での(今回は出張なんですが)
食べ物巡りはとっても楽しいですよね。
 ワタクシは京都に行ったとき、すべて食べ物をメインに
巡り、ついでのその周辺の神社仏閣に行くという
不謹慎な日程を組んだことがあるのですが、
これが非常に充実したものでした。
 相乗効果といいましょうか、おいしい食べ物に
素敵な歴史建造物という。いいとこどり、でした。

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